スペイン・トレド旅遊 #2/2 2013年10月

トレド大聖堂

(Catedral de Santa María de Toledo)

トレド大聖堂は – 1226年に建築が開始され、1493年に完成した。ゴシック様式のカテドラルである。〔下〕

中世の路地のスキマから聖堂の巨大な鐘楼が突然姿を現す。〔下)

暗い中世の路地を抜けると、明るい広場に出た。その三角形の狭い広場には、不釣合いともいえる巨大な聖堂建築が一辺を占めていた。〔下)

トレドでは西ゴート時代にもたびたび教会会議が開かれた。これによりトレド司教座の権威が高まり、この聖堂はイベリア半島全体の首座大司教座となった。〔下)

トレド大聖堂(Catedral de Toledo)には、トレド大司教座が置かれている。トレド大司教はスペイン・カトリック教会の首位聖職者とされている。〔下)

構造は、フランス・ゴシック様式、全長120mで幅が59m。

トレド大聖堂は1226年から1493年まで、250年以上という壮大な年月を要して建てられた。ゴシック建築の最高傑作と言われています。広場から見上げれば圧倒され、いつまでも見ていたくなります。〔下〕

スペイン・カトリックの総本山として知られる「サンタ・マリア・デ・トレド大聖堂」。ゴシック様式の大聖堂で、複数ある礼拝堂や総大理石の床など、トレド観光のハイライトともいえる。〔下)

大聖堂の壮麗な入り口。〔下〕

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聖堂に入る。

4つの側廊と22の礼拝堂を持つ広大な聖堂内は、繊細な装飾が壁一面に施された主祭壇や、黄金に輝く煌びやかな礼拝堂など見所がたくさんあります。〔下)

重厚かつ壮大な外観もさることながら、豪華絢爛な圧倒的な内部。壮麗な芸術作品の数々に圧倒される。〔下)

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ステンドグラス

約750枚ものステンドグラスの装飾が内部を彩っている。〔下)

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トレドのカテドラル周歩廊祭壇裏で、写真の様な光景を発見した。まるで天国からの光が聖堂に導かれている様な感覚におちいる。光の芸術である。〔下)

後になり、調べてみると、スペインの建築家・彫刻家のナルシソ・トメ(Narciso Tomé) が手掛けたバロック様式の傑作として知られていることが解った。1721〜32年作。

宝物室

本堂左奥の宝物室には、総重量200キロにおよぶ金・銀・宝石などで装飾された16世紀の聖体顕示台が置かれている。、以下の写真はその一部である。〔下)

黄金の王冠に宝石!〔下)

画家エル・グレコ

ギリシア人の画家エル・グレコがトレドに定住し、1614年に没するまで数々の傑作を残した。

19世紀以降にエル・グレコは重要な画家として再発見され、現在ではトレドとエル・グレコは結び付けられて語られるようになった。

特に聖具保管室にはスペインで活躍した画家エル・グレコの絵画『キリストの聖衣剥奪』を始め様々な美術作品が展示されていて、さながら美術館のようです。〔下)

重厚な扉

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トレド市役所 AYUNTAMIENTO

トレド市役所 AYUNTAMIENTOはトレドの大聖堂と同じ広場を共有している。〔下)

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路地からトレド市役所の尖塔が視野に入った。〔下)

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中世の路地を歩く。。

中世の路地に、乗用車。トレドの旧市街の路地には珍しい。たぶん住民の自家用車であろう。〔下〕

建物の窓やバルコニーが、路地の上にはみ出しているので、ただでさえ暗い路地が余計に暗くなる。〔下〕

路地には電柱、電線がなく、看板類も最小限に保たれている。〔下〕

ソコドベール広場

カフェやショップが連なり、観光案内所もある「ソコドベール広場」。トレドの中にある広場としては、広いほうだ。形状は大聖堂、市役所前の広場と同じく3角形だが、より広い。

広場の周囲は、5階建ての中世以降に建てられたカラフルな建物に囲まれ、温かみがあり、開放感ががある。古都トレドの町の中で特別な雰囲気を味わえる場所である。 〔下)

中学生の野外授業のようだ。先生がなにか指示を与えている。〔下〕

中世が残る世界遺産の路地を巡り、中世三昧をしてこの広場に至り、元気な生気溢れた子供たちのグループに出会うと、ほっとしますね。〔下〕

選ばれたグループが床面でスケッチを終え、順番に先生に提出している。〔下〕

写真 筆者撮影 2013年10月

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